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実に33年ぶりの御開帳!
11月3日(日)薬師瑠璃光如来 御開帳大祭
古くから地域の人々と歴史にゆかりのある青林山 延命寺
秘仏といわれる薬師瑠璃光如来が33年ぶりの御開帳
あま市坂牧にある青林山 延命寺は、7世紀後半、天武・持統天皇時代の白鳳寺院の一つである清林寺が前身といわれている歴史のある寺院です。12僧坊ある大伽藍(だいがらん)で、盛時には寺禄1,000石を領した偉容を誇った名刹でした。
1156年に源頼政公が平氏討伐のために関東下向する折、当地にて目の病に罹り、本尊薬師如来に17日間祈願したところ回復したとされており、源家とはその後も縁深く、鎌倉7代目将軍、源惟安(これやす)より現本尊である延命地蔵尊が寄贈されました。
現在の延命寺は、歴史に貴重な寺院という面だけではなく、近隣はもちろん誰でも気軽に来られる憩いの場としても親しまれており、毎日多くの人が訪れています。
[2019年10月号掲載]